【神戸市西区】播磨灘(姫路、たつの、相生、赤穂)の牡蠣から貝毒が検出されました。
兵庫県は、2020年12月2日、播磨灘西部沿岸(姫路市から赤穂市)で採取した養殖マガキから、規制値の.1.25~5倍のまひ性貝毒を検出したと発表しました。
姫路市、たつの市、相生市、赤穂市で採取したマガキから基準値を超える麻痺性貝毒が検出されました。
近年、県内の瀬戸内海全域で貝毒発生リスクが高まっています。
海岸で二枚貝を採取して食べないようお願いします。https://t.co/QKdmSS7gba— 兵庫県広報戦略課 (@hyogokoho) December 2, 2020
播磨灘において二枚貝検査の結果、貝毒が検出されたため、相生の牡蠣は出荷及び販売を停止しております。そのため、検査の結果が良好になり次第、出荷・販売を再開する見込みです。停止期間は、12月2日~23日の見込みです。あしからず、ご了承のほどよろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/0MjbN57TQs
— 道の駅海の駅あいおい白龍城 (@peironjo) December 2, 2020
【お知らせ】
昨日、兵庫県播磨灘西部沿岸の牡蠣から貝毒が検出され当分牡蠣の提供中止になりました。
お客様に多大なご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。
事態が動き次第、改めてお知らせさせて頂きます。— 赤穂温泉呑海楼♨ (@donkairou) December 2, 2020
原因はプランクトンの大量発生?
貝毒は植物プランクトンの一種で、今年は例年より雨量が少なく、プランクトンが大量発生した事が原因ではないかとされています。
貝毒とは?食べたらどうなるの?
熱しても冷凍しても毒性は弱まらないらしく、規制値を超えた貝を食べると、神経がまひし、重症時は死ぬこともあるそうです。
週1回の国の規定検査を、3週連続クリアするまで自粛は続く
県と漁協などは影響を最小限に抑えるため、一日も早い再開を目指しています。
兵庫県の養殖カキの水揚げ量は、広島、宮城、岡山県に次いで全国4位
その水揚げ量のほぼ全量を播磨灘西部が占めています。遠方からわざわざ買いに来る人もたくさんいます。毎年「牡蠣まつり」などのイベントも行われています。この季節が来るのを楽しみにしていた人も多いので早く収束してほしいです。